神経障害が進行してくると神経線維が著しく傷つき痛みなどの刺激を伝達できなくなります。
つまり、痛みを感じなくなるということです。
そのため、合併症の発見が遅れる可能性が高くなります。
合併症の発見の遅れが命にかかわることもあるのです。
例えば心臓の病気を患っていても痛みが伝わらないためどの程度悪化しているのかわかりません。
そして突然激しい発作が起こることも考えられます。
また、糖尿病患者が注意の必要な低血糖症状にも気が付かずに急に昏睡に陥る可能性もあります。
高度の神経障害がある場合、発作時に呼吸停止、不整脈をおこし突然死を招きやすいことが分かっています。
主な症状として
・神経麻痺
知覚神経の麻痺が進行し、痛みや熱さ冷たさの感覚がなくなってしまう。
やけど、けがに気が付かず、潰瘍や壊疽(えそ)をおこしてしまう。
・無自覚性低血糖
血糖の変化に反応せずホルモンの分泌がおこらないため低血糖をおこしやすく、突然意識を失い昏睡状態に陥ってしまう。
・無痛性心筋梗塞
心筋梗塞時におこる胸の痛みを感じなくため、突然大きな発作がおこり突然死をおこす。
どうですか?
糖尿病性神経障害はなかなか怖い合併症だということがわかっていただけましたか?
合併症が進行しているということは他の目に見えていない病気も同時に進行している可能性が高いといえます。
複数の病気を併発することで合併症の恐怖はどんどん広がります。
なんとしても早期に糖尿病対策を行うように気をつけたいものです。
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