糖尿病性網膜症が進行していくプロセスの最初の段階です。
初期の単純網膜症の段階ではあまり自覚症状はありません。
つまり、ここで気が付くのは難しいってことですね。
しかし網膜上にはいろいろな変化が起こり始めています。
網膜の毛細血管は高血糖が原因で血流が悪化し、
血管がもろくなった部分に小さなこぶ(毛細血管瘤:もうさいけっかんりゅう)ができてきます。
そしてこぶが破れ点状出血といわれる小さな出血がおき、
出血にによって血液中の脂肪やたんぱく質が網膜上に沈着して白斑をつくるようになります。
この段階の治療は、血糖のコントロール、定期的な眼底検査です。
特別な治療はありませんね。
まずは糖尿病の進行を抑えることが大事です。
血糖のコントロールがうまくいけば糖尿病性網膜症の進行を抑えることができ、点状出血も消えていきます。
次回は「前増殖網膜症」です。
2006年09月21日
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